ツーブロックで横が浮くのはなぜ?

ツーブロックで横が浮くのはなぜ?

 

 

目次

ツーブロックで横が浮く理由

ツーブロックをセルフでメンテナンスする際の注意

ツーブロックで横が膨らむ場合の対策

  1. セットで抑える方法
  2. 刈り上げ部分の工夫
  3. ダウンパーマ

まとめ

 

ツーブロックで横が浮く理由

  • 自分自身の髪質
  • 選んだスタイルの問題
  • かなり大雑把に言うとこの2つのどちらかが原因です。
  • そして普段セットをするかしないかで大きく変わってきます。
  • セットをする方はある程度自由にできますし、セットをしない方は髪型がかなり限られます。

 

髪質で浮く場合

浮く髪質で悩んでる方はこの髪質のパターンがほとんどです。

硬い髪×直毛

この髪質の方はボリュームが出やすく短髪が似合う特徴があります。

もう一つの特徴として横もボリュームが出やすいこと。

人によっては真横に生えているため広がってしまいます。

どんな髪型が似合うか?と言われたら一位はベリーショートになります。

ツーブロックができないわけではないですが他の髪質の方に比べると工夫が必要になります。

 

かなり高めの位置にツーブロックの高さを設定してあげることで前に流れやすくなります。

この髪質の方がカットのみでツーブロックの横を抑える方法は難易度が高いですね。

下に対策をいくつか紹介したりますのでそれらをやればオッケーです!

 

スタイルで浮く場合

スタイルで浮く場合とはつまり浮くのをセットで抑えることが前提のスタイルです。

代表的なものはアップバンクショートやジェットモヒカン。

ツーブロックを取り入れた短髪のスタイルですね。

ツーブロックで短めにお願いします!!

こんなオーダーしたことないですか?

かっこいいんですよ爽やかで男らしさに溢れる夏にピッタリヘアーです。

正直量産型マッシュが溢れている時代では清潔感と爽やかさで有利です。

でもこれの難点はセット技術が必要になるということです。

ノーセット短髪!!と思ってこれをやるとカッパです!!

 

またツーブロックの刈り上げの高さの違いでも浮きます。

この場合難しいのはスタイルによっては浮かないことが正解とは言えない。

低めにすれば浮きづらくはなりますが耳が出ることは無理です。

高めにすれば浮きやすくなりますが耳はでます。

このお話は別記事で詳しく解説していますので興味がある方はそちらをぜひ見てみて下さい。

見てもらったほうが理解は間違いなく早いと思います。

ツーブロックの高さの違い

 

  • 自分の髪質を理解することやスタイルの特徴を考えてからカットをしましょう。
  • そうすればかなり失敗する確率は減っていくはずです。
  • ちなみに横が一番膨らまないツーブロックの髪型は何だと思いますか?
  • 答えは重めのマッシュです。
  • 理由はセットをしなくてもまとまるから
  • 中高生を中心にマッシュが流行っている理由の最たるものはこれです。
  • 整髪料つけたくないorつけ方知らない学生の味方ですね。
  • あとは他にも
  • みんながやってるから
  • 何となくそれ以外の髪型がわからない
  • 韓国アイドルブームだから

浮くのを抑えてセットしなくてもいいがマッシュが学生に多い理由なんですね。

 

ノーセットで短髪にしたい方はこちらでまとめていますので興味がある方はそちらを見てみて下さい。

ノーセットでもOKの短髪

 

ツーブロックをセルフでメンテナンスする際の注意

ツーブロックにしたことがある方はみんなが思うであろうこと。

 

上とか前髪はまだ気にならないんだけど中の刈り上げ部分が気になるなあ・・・

ここだけ自分でバリカン入れちゃえばいいんじゃね??

 

考えたことありませんか?

確かに中だけ自宅でカットできちゃえば長持ちするスタイルです。

カットに行く時間と手間とお金と色々省けますからね!

その時だけカット専門店に行くという方もいたりします。

 

でもこれ失敗しちゃうと大変なことになります。

具体的な失敗例としては

  1. ツーブロックのラインをぐちゃぐちゃにしてしまう
  2. 元々入れてあった範囲を広げてしまう
  3. 上から被っている髪を切ってしまう

 

などがあげられます。

 

正直3は自己流過ぎてまずいです。

髪を上にどかしておいてバリカンを入れる。

(クリップなどで止めておくのが無難)

これをするだけでほぼ防げます。

 

次に1、2の場合

性格的に慎重派の方はまずやらないと思う失敗です。

まあ慎重派のかたはそもそもセルフカットしないのですが。

 

大胆派の方はたまにやってしまうそうです・・・。

狭く狭く最小限の広さでやることを意識しましょう。

あくまでカットではなくメンテナンスの範囲です。

形を作ってもらったものをお手入れする感覚ですね。

 

さらにラインがぐちゃぐちゃになってしまう。

つまりラインを超えてバリカンを入れてしまう場合の話です。

 

例えば

セルフでツーブロックの中を6mmで刈り上げる

これを例にとって説明します

 

ラインギリギリまで綺麗にバリカンを入れる必要がないんですよ。

少し余裕を持たせて手前で止めるのがコツです。

ギリギリまで綺麗に入れたと思ってもパカパカ浮きませんか?

 

それが罠なんです。

ラインギリギリまで入れたくなると思いますが少し手前で止めてみて下さい。

10年前ぐらいのツーブロックは境目ギリギリまで入れてましたけど今は古いんです。

詳しくはこれから説明する刈り上げ部分の工夫でお話しますね

 

形が崩れることもなく浮くこともなくメリットだらけですよ。

 

ツーブロックで横が膨らむ場合の対策

ここからは横が膨らむ場合の対策をお伝えしていきます。

髪質やスタイルによってはカッパになってしまうので対策はしっかりと行っていきましょう。

大きく分けて3種類ですね。

 

  1. セットで抑える方法
  2. 刈り上げ部分の工夫
  3. ダウンパーマ

 

セットで抑える方法

セット=整髪料で整髪料で無理やり抑える!!!

と思う方もいるのですが不正解です。

この場合のセットは整髪料つける前の段階です。

ドライヤーでセットをする!!!

濡らして乾かすときに髪の毛の形は固まります。

これを利用して

→ドライヤーの風を上から下に当てる

→手で壁を作りドライヤーの風を当てる

→ドライヤーを先に離し手の壁で冷やして固める

 

の順で行うことでドライヤーでのセットが完成します。

ただし超直毛の方に限ってはかなり厳しい方法です。

やらないよりはマシですが・・・

詳しくはこちらの記事で解説しています

整髪料の付け方いちばん大切なこと

 

刈り上げ部分の工夫

少し上でお話した通り刈り上げ部分の工夫で浮くことを抑えられます。

ツーブロック=中をバリカンで刈り上げるもの

というイメージあると思います。

 

でもそのバリカンの入れ方でかなり違いが出るんです。

ネットやヘアカタログでツーブロックの画像検索しませんか?

切り方が載ってる時があるんですよ簡単に。

 

そこに書いてある3mmでツーブロック

これがなかなか厄介なんですよ・・・

某大手クーポンサイトにもスタイル説明欄があります。

あれも結構大雑把に書いてますねみなさん。

 

もちろんサロンごとのカルテには詳しく記録してるはず。

でも一般の方が見る範囲には一部の長さしか載せてないんですよね。

大人の事情です・・・

 

実際最近のツーブロックの部分は極端に短くしないんです。

  • 厚めに刈り上げて自然な感じにする
  • 上の方を厚めにして下の方を短くしてスッキリさせる

 

のどちらかなんですよ最近のツーブロックは。

 

短いのが好きだから中を一番短いバリカンでお願いします!

は絶対に言っちゃだめです。

だっさいから・・・。

3mmでもかなり短めですからねそれ以下は極端。

やるならツーブロック×スキンフェードですね。

そのお話はまたいつか

 

具体例

ツーブロックの中の部分を3mmで刈り上げる場合。

 

境目ギリギリまで3mmを入れた場合

上から被る部分を短くすると浮いてカッパ

上から被る部分を長くすると収まるけどキノコ

短くスッキリしたいから短いバリカンを入れたはず。

それなのに浮きやすくなるから結局長めに被せて抑えるしかなくなるんです。

ツーブロックの横が浮いている髪型ほどダサい髪型はありません。

個人的に重めのマッシュと同じくらいダサい髪型トップですね。

 

境目から12mm〜3mmのグラデーションにした場合

わかりやすく言うと上の方は長く下に行くに連れ短くなるように刈り上げます。

すると何がいいのか?

 

上の長い部分は長さがあるので実は梳きバサミが入れられるんです。

これがかなり大きくて上から被る髪と長い部分の梳いた髪の毛。

ふたつがペッタリくっついてくれるんですよ。

靴のマジックテープみたいなイメージしてもらえればオッケーです。

片方ツルツルだと張り付かないですよね?

アレです。

 

下の部分はもちろん3mmで入れていきます。

上が長いと言っても上から被ってるので見える部分は3mmになります。

写真で見ると3mmに見えるけど実際は上の部分は長くなってるのからくりがこれです。

さらに被る部分が短くて見えたとしてもグラデーションの色彩がある方が確実におしゃれです。

いかつい感じのツーブロックになってしまう理由は短いバリカンで全部入れてしまうからですね。

ツーブロックのチラ見せ部分がかっこいいだけで上級者感が違います。

 

セルフでやる場合のコツは上の長い方から順番に入れていく!です。

12mm→9mm→6mm→4mm→3mm

こんな感じで入れればオッケーです。

実際にサロンでやる場合の手順は違うんですけど一般の方のセルフカットでは十分です。

正直下手にカット専門店でツーブロック入れるよりもかっこよくなったりします。

時間最優先のお店ではこの手間もかけてくれない所多いみたいです。

上手い人もいるのですがね・・・チェーン店はしかたないそう。

興味がある方はやってみてください

 

ダウンパーマ

Legareの隠れ人気メニューダウンパーマ

横の膨らみを抑えるメニューですね。

種類でいうとストレートパーマの応用です。

 

縮毛矯正

縮毛矯正の薬をつけてアイロン操作を行う

クセが伸びる

ボリュームダウンができる

 

ストレートパーマ

縮毛矯正の薬をつけてアイロン操作はなし

クセは伸びない(多少伸びることはあってもサラサラまっすぐにはならない)

ボリュームダウンができる

 

主に横の部分のボリュームダウンを目的に行うのがダウンパーマです。

最近テレビでよく見かける韓国アイドルの方はみんな間違いなくやっています。

逆に言うと韓国アイドルのような髪型にしたいのであれば必須です。

特にマッシュにしたい方は髪質によってはやらないとまずい・・・

カットだけで再現しようとすると・・・失敗します。

 

ツーブロックの横が浮くのを目的にやるのが日本では一般的です。

ですがツーブロックや刈り上げてない部分にもやるのが韓国では一般的のようですね。

今や世界的に音楽だけでなく美容も韓国ブームなのでやりたい若者は多いです。

そしてノーセットでツーブロックにしたい人はダウンパーマをすれば完璧ですね。

ノーセットはノーセットにするまでの準備が必要なんです。

 

ダウンパーマの詳しいお話は以前まとめてみました。

興味がある方はこちら→ダウンパーマって何?

 

まとめ

ツーブロックの横を抑える方法はあげた通り何種類かあります。

その中でも効果はそれぞれ違います。

効果がある順番に並べるなら

  1. ダウンパーマ
  2. 刈り上げ部分の工夫
  3. セットで抑える

 

という順番になります。

セットの技術に自信がある方は毎日のセットで。

ノーセットにこだわりたい方や朝の時間短縮、流行りのマッシュに近づけたいならダウンパーマ。

刈り上げ部分の工夫はダウンパーマの有無に関わらずやったほうがいいです。

お伝えした通り見た目が自然になるのと浮きづらくなるのでメリットしかありません。

 

一番浮きやすい方は直毛×硬い方ですね。

ダウンパーマは髪質が柔らかくなる効果もありますので諦めていた髪型になるチャンスでもあります。

パーマは毎日にセットをしやすくなるものなのでセットをしない方はパーマはおすすめできません。

そしてボリュームを出したいからパーマも実はNG。

ノーセット派の方は自分の髪質がどれなのかを知るところから始めてみましょう。

 

自分の好みにあった方法でツーブロックスタイルを楽しんでみてくださいね。

 

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