整髪料の付け方1番大切なこと

整髪料の付け方がわからないからつけない!!

 

Legareのお客様が整髪料普段つけない方の半分くらいの理由がこれです

ただ知っていますか??
整髪料をうまくつけるためには


ドライヤーのかけ方を覚える!!!

 

目次

1 最初に

2 髪型を決めるポイント

3 前髪

4 流す方向

5 まとめ

 

最初に

僕たち理容師美容師の仕事をしていると毎日セットするのは当たり前です

ただ最初からかっこよくセットできていたわけではありません

初めてウキウキでワックス買って休日に出かけて

偶然友達に会ったら

髪型変だよそれ

と言われたことを今でもハッキリ覚えてます(笑)

これはショック…
そこから自分なりに調べたりしながら自分の頭を実験台に練習

うーん…うまくいかない

専門学校に入って学校の授業ではカットの基礎シャンプーの基礎などやりますが

自分の髪のセットの授業

そんなものはありません

ここでも自己流


就職してサロンに入って先輩の見様見真似

少しずつドライヤーとブラシの使い方、意味

お勉強してようやくセット上手くなったかな??という程度です


この流れを踏まえて言えることは

  • 自分で調べること
    自分で練習してみること
    自分で毎日数こなすこと

の3つが必要ですね


と言われても何を調べるんじゃ!!


…はい、その通りですね

Instagram、YouTube、TikTok、ブログ

昔はブログ位だったのに動画コンテンツも増えすぎて情報が溢れています


情報はあるのだけどあり過ぎて何を見たらいいか分からないお声聞きます


ということで今日は整髪料の付け方

の前のドライヤーのかけ方のお話

覚えてしまえば整髪料なしでもセットした雰囲気出せます。

休日ふらっと出かけるだけで整髪料つけたくないけどそのままは嫌な方

とか校則厳しい中学生高校生にも便利ですよ。

 

髪型を決めるポイント

  • 髪型は大きく分けて
    前髪をおろす
    前髪をあげる
    分け目で分ける
  • の前髪部分の三種類
  • 前に流す
  • 後ろに流す
  • の流れの二種類
  • を組み合わせて決まります

例えば

オールバック

→前髪あげる 後ろに流す

センターパート

→分け目で分ける 後ろに流す

マッシュショート

→前髪おろす 前に流す

 

などなどスタイルは全てこの2つの組み合わせで決まります。

 

前髪の形
毛の流れ

この2つを整髪料で整えようとしていませんか?

失敗の原因です


前髪と毛の流れの形を決める要素は
カット
ドライヤーのブロー

で決まります。


カットはもう当然です。
こんな感じでお願いします!!

とスマホの画像や写真を見せた経験ある方多いと思います。

画像に近づけるようにカットをしてもらう

が大前提です。

極端な話ソフトモヒカンにセットしたいのにマッシュルームにカットされていたら無理ですよね。


カウンセリングやスタイリストの技術による部分が多いですが信じて任せるしかありません。

信用できるスタイリストさんに出会う・・・難しいけれどそれがないと理想の髪型には近づけない

カウンセリングについてはまた別でお話しますね。


カットしてもらった後を思い出してください。


カット

シャンプー

整髪料

とはならないですよね?

カット

シャンプー

ドライヤー

整髪料

と必ずドライヤーを挟むはずです

ただ乾かしてるだけではないんです。

根本の向きを変えてみたりボリュームを出してみたり抑えてみたり

やり方はスタイリストさんそれぞれありますが
このドライヤーでのセット(ブローとも呼びます)


1番大切な工程なんですよ!!

もう一度言いますね

整髪料つける前のドライヤーセットを覚えることが一番大切な工程で上達の近道です

 

前髪

 

前髪おろす方法

ただ乾かしてとかせばいいじゃん!!

半分ほど正解です。

乾かしてとかしただけだとペタンとして見えませんか?

それが好きな方もいると思いますので好きな方はそのままで。

自然な感じにおろしたい方もいるはず。

全て真っ直ぐではなくまっすぐ降りて毛先は軽く流れる。なおかつふんわりと

そんな前髪にしたい方はまず流したい方向と逆に乾かしましょう。

右に流したいのであれば 右から左→左から右への順です。

根元がふんわりしながら落ちているはずです。

その後毛先を流したい方向に軽くつまんでドライヤーを当ててあげましょう!!!

 

前髪上げる方法

ドライヤーを下から当てるだけでしょ??

半分ほど正解です。

完全に真上に前髪上げている方もういません・・・。

よく見ると中心よりどちらか左右にずれているはずです。

長さがあれば後ろに流して自然に分かれる位置が目安になります。

短い方は中心からどちらかの目の上あたりを意識してみてください。

その時に片方の手で下から上に抑えながら根元に風を当てます。

手を抑える角度で前髪を上げる角度が決まりますが慣れるまでは考えなくていいと思います。

ポイントは根元にを当てる。風を当てたら先にドライヤーを離し手だけを置いて冷ます。

髪の毛は濡れた状態から乾くときに形が決まります。

さらに冷めるときに固まります。

この原理を頭に入れてやってみてください。

中心より少しずれている方がシルエットが良く小顔効果も狙えます。

 

前髪を分け目で分ける

左右で分ける

分けずに横に流す場合も応用でできます。

濡らす←これがしっかりっしていないと分け目がずれます。

左右の黒目の真上を意識するのがポイントです。

7:3でわけるなら3の方を先に乾かして固めましょう。

上から下に風を当ててピタッとするように

その後残りのトップを根元を手で起こしながら乾かすことで自然なボリュームが出ます。

分け目から立たせたいのであればこの時の根元の起こし方で調節していきます。

7の方の毛先を上から抑えてあげることで引き締まった印象を与えてくれます。

 

真ん中で分ける

最近メンズで多いセンターパート。

ですがこれ結構上級編になります。

分け目をつけるところまでは一緒。

まっすぐラインを取ったりジグザグにしてみたりで分け目のアレンジも効きます。

完全に真ん中ではなく5.5:4.5や6:4など微妙に左右にずらす方のほうが多いですね。

分け目の根元を立ち上げるように下から風を当てます。

この時抑える方の手を広げてしまうと昔の真ん中分けおじさんになります。

ポイントは指2本分ぐらいの幅だけ風を当てて立ち上げる

そうすることで引き締まった印象になります。

慣れるまで難しいと思いますがコツを掴めば簡単!!!・・なはず

アイロンを使って本格的にやるかドライヤーだけかでこの先が変わります

アイロン使用

後ろから前に乾かして毛先だけアイロンで後ろに流すように

ドライヤーだけ

根元から後ろに流れるように手ぐしを入れながら乾かす

 

InstagramやYou Tubeで見かけるスタイルはアイロン仕様ですが、セットに時間がかかることと面倒くさいことが難点。

ドライヤーだけで流したスタイルのほうが再現しやすく自然でまとまりやすいです。

好みで選んでみましょう

 

流す方向

前に流す

特徴は

優しい印象になる

前髪を下ろすなら前に流すしかない

トップのボリュームの出し方が難しい

 

後ろと横は上から下に乾かして収まるようにしてあげます。

問題はトップと前髪。ただ乾かすとぺたんこヘアーの出来上がりです。

トップは立たせるのであれば前から後ろに向かって風を当てて根元を手で上に引っ張りながら起こします。

指を広げて鷲掴みにするようなイメージです。

ふんわり立たせるのであれば右から風を当てながら根元のクセを起こして取るように手ぐしを通します。

次は左から同じように。そのまま左右交互に乾かしながら前に進みます。

自然にふんわりしながら前に流れてくれるはずです。

 

後ろに流す

特徴は

男らしさが出る

セットが簡単

直毛でもくせ毛でも対応できる髪質が多い

トップがぺたんこの人もカバーできる

 

髪の毛は放射状に生えている方がほとんどです。

それを乾かすときに手ぐしで根元から後ろに流れるように手を振りながら乾かしていきます。

後ろから始まって前に進んでいくほうがボリュームが出やすいですね。

手を動かしなら進んで前に行く頃には自然と後ろに流れているはずです。

 

まとめ

前髪✕前後どちらに流すか

これだけ意識しながらドライヤーをかける

整髪料つけなくてもいつもとは違う感じの髪型になっているはずです

 

整髪料の付け方編はまたいつか別の記事に

ドライヤー少し意識してみてくださいね