
こんにちは
石岡市の理容室と美容室の夫婦サロン
Legareのオーナー小松崎です
皆さんヘアオイルって使っていますか?
髪の毛の手触りがよくなるから〜
と聞いて使っている方多いと思うんです
先日こんなアンケートをThreadsで聞いてみたんです
傷む順に並べてみてください
①流すトリートメント+ヘアオイル
②流すトリートメントだけ
③ヘアオイルだけ
結果は・・・
①②③ 10%
②③① 21%
③①② 61%
②①③ 7%
普段Threadsでお話してることを聞いてくれてたのかな?
正解を押してくれた方が多かったですね!
ツヤツヤサラサラになるのが人気なヘアオイル
乾かす前に日常的につけてるのではないでしょうか
髪の毛が傷んだからヘアオイルつけましょう
もうこれは常識になりつつあります
常識、定番、習慣
ですが、そのヘアオイルこそが髪の毛が傷むのは原因…ということはあまり知られてないんです。
今日はヘアオイルについてお話していきますね。
トリートメントには2種類ある!知っておくべき基本
トリートメントには2種類あるのを知ってますか?
それぞれ効果も役割も違うので、まずはここを覚えておきましょう。
流すトリートメント(インバストリートメント)とは?
①流すトリートメント
シャンプーの後につけてから流すタイプ。
こちらは別名インバストリートメントと呼ばれ、髪の毛の内側を補修してくれるものになります。
カラーやパーマをしている方は基本的にキューティクルを剥がして中に入れていきます。
1度剥がれたキューティクルは元には戻らないので、そこから栄養が少しずつ出ていき、パサパサの原因になる。髪の毛に穴が空いてる感じです。
栄養を入れて穴を塞いでくれるもの。
長い目で見て髪の毛の状態を良くしてくれるもの。
流すトリートメントの役割なんです。
その日の状態よりも髪の毛の根本的な問題を解決してくれるものですね。
流さないトリートメント(アウトバストリートメント)とは?
②流さないトリートメント
タオルで拭いてから乾かす前につけるもの。
こちらは別名アウトバストリートメントと呼ばれ、髪の毛の外側を守ってくれるものになります。
外側をコーティングして手触りを良くしてくれる!!そんなイメージで使っている方多いですよね。
油でコーティングされるので確かに手触りは良くなります。
だけどシャンプーしたら落ちる。
いわゆる応急処置なんです。
あくまで手触りを良くしたいからつける!で
手触りが悪い部分を改善する!ためではない。
その日限りの手触りを求める方向けなんです。
種類としてはヘアミスト、ヘアミルク、ヘアオイルがありますが代表的なものはヘアオイルですね。
ここまでお話した2つのトリートメント。
内側の補修と外側のコーティング。
効果が違うならどっちも使えばいいじゃん!!! ウェーイ!! ってなりますよね?
そこが罠です。
内側を補修してあげるトリートメント
外側をコーティングしてくれるコンディショナー
本来この2つでみんな髪の毛綺麗だったんですよ。
だけどハイカラー全盛期で髪の毛を傷めている方が増えました。
かなり増えました。
その後お手軽にどうにかして手触り良くならないかな…とヘアオイル人気に繋がります。
ここでしつこいくらいに言っておきますが、 ヘアオイルは傷みを改善するものではありません。
傷みを誤魔化すためのものです。
根本の改善策にはなってないんですよね。
ヘアオイルの真実!髪の傷みを隠してるだけかも?
ヘアオイルの真実知ってますか?
実は髪の傷みを隠してるだけかもしれません
ヘアオイルの役割は「手触りを良くすること」だけ
ヘアオイルの役割は皆さん何だと思いますか?



髪の毛傷んでて〜
手触りが気になるからつけるんです〜
という方が多いのではないでしょうか?
確かにそれは正しいです。
ヘアオイルはヘアケアが主な目的です。
その役割はツヤを出したり手触りを良くしたりといいことしか言ってません。
ただ、とても重要なことがあってその日限りの手触りを良くするものなんです。



え?当たり前でしょ?
洗ったら取れるのが普通でしょ?
ヘアオイル=流さないトリートメントはみんなその通りです。
流さなくていい代わりにその日だけの効果、流すトリートメントは持続します。
ですが・・・洗っても残る場合があるんですヘアオイルはもちろん悪い意味で。
ヘアオイルの落とし穴!つけすぎると髪がベタつく&傷む理由
ヘアオイルには問題点がありまして油ということです。油。



待って?皮脂は必要なんでしょ?
だから髪の毛にも必要な油を
足してあげればいいんじゃない?
思いますよね?よーく見てください。
【油】と【脂】
字が違いますよね?
皮脂の脂は頭皮を守ってくれたりするのに必要 だけどヘアオイルの油は必要なものではないんです。
ヘアオイルの油は必要以上につけていくと髪の毛に蓄積されていきます。
シャンプーでは落ちなくなるんです。時間が経って油が劣化する。
これを【酸化】と呼びます。
揚げ物の油を何度も何度も使い回すとどうなりますか?美味しい揚げ物作れなくなりますよね。
それが髪の毛で起こってしまいます!!
シャンプーでは落とせなく、質の悪い油が蓄積される。
これが髪の毛の傷みにつながります。
考えただけで良くない効果は想像できますね…
そして気になってまたヘアオイルをつける
→蓄積されて劣化する
→傷みにつながる
→ヘアオイルをつける
マジで悪循環しかないですよ。
ヘアオイル=ダメージケアと思ってませんか
ヘアオイルをダメージケアとして認識してる方いませんか?
手触りが良くなる=ダメージがなくなったとは流石に誰も思ってはいないはず
(もし思ってたら急いで認識を変えましょうそこから)
ダメージをなくすもの回復させるものではなくて、手触りを一時的に良くしてくれるものです。
その手触りを得る代わりに将来の髪の毛への負担をかけていることは覚えておいてほしいんです。
今日だけのヘアケアアイテムと割り切ってダメージへのケアは効果がない。
ということは皆さん知らない方が多いですね。
正しいトリートメントの考え方とは
ここまで色々お話してきて最後に正しいトリートメントのやり方もお伝えしていきますね。
流すトリートメントと流さないトリートメントの違いが分かれば答えは出てくるはずです。
スキンケアと同じ!ヘアケアも順番を考えよう
流さないトリートメントシリーズはスキンケアと同じ考え方をしてあげましょ。
皆さん僕よりスキンケア詳しいはずです。
化粧水→美容液→乳液の順番でつけませんか?
- ヘアミスト 化粧水
- ヘアミルク 美容液
- ヘアオイル 乳液
例えるとこうなります。
この中で必ず3種類つけてる方少ないと思うんですよ。
ヘアオイルだけの方いませんか?
お顔に乳液だけつけて終わりの方っていないと思うんですよ。
ヘアオイル=手触りが良くなるものって聞いて一生懸命つけてる方に届いてほしいんです。
結局どうするのが正解?流すトリートメントの重要性
結局どうするのが正解なのかもお伝えしなければいけません。
流すタイプと流さないタイプそれぞれ付ける場合の違いをお話します。
シャンプー後に流さないトリートメントだけ
これはその日の手触りは多少良くなるかもしれませんが、流したら終わりです。
積み重ねがありません。
髪の毛に栄養補給が全くできない。 1番まずいやつです。
つけ過ぎれば髪の毛に蓄積されていくのも大きすぎる問題。
流すトリートメント+流さないトリートメント
これは一見良さげですよね。
ただし、先ほど説明した通り使い続けていくと髪の毛に蓄積されていきます。
それが傷みにつながります。
毎日ケアしているはずが実は傷みの原因になる可能性があるんです。
つけなくてすむのであれば、つけないほうが髪の毛にはいいのです。
流すトリートメントだけ
内側のケアをしつつ外側には余計なものはつけない。
即効性はありませんが髪の毛の傷みにつながることはありません。
栄養を補給してあげるのは必要不可欠なので、やらない理由はないのです。
長い目で見るとこれだけをしていってあげたほうが、改善に繋がっていきます。
その日限りの手触りを重視する流さないトリートメント
将来に向けて毎日栄養を補給してあげる流すトリートメント
積み重ねがあるのは断然後者です。
理想は流すトリートメントだけをつける!が正解の理由はこれですね。
つけすぎ注意!髪の毛を綺麗にする方法
よく聞くお話で毎日ヘアオイルをつけているという方。
つけている量を聞いてみたことがあるんですよね。
肩につかないボブの長さの方



毎日3プッシュくらいずつつけてます
なんか足りないかなと思って・・・
つけすぎいいいいい!!!
確実に多すぎます・・・手触り良くなるどころかただのベタベタです。
ヘアオイルはどこまでいっても【油】、つけ過ぎたらただの髪の毛ベタベタの人になるだけ・・・。
ボブぐらいであれば半プッシュほどで十分です。
もし足りなかったら足すぐらいの認識でやってみてください。
つければ良くなるというところがまず間違ってしまっている一番の例ですね。
まとめ
断っておきますが、ヘアオイルは絶対にダメとは言いません。
ヘアオイルを過信し過ぎてつければ手触りがずっと良くなる!!とういのはまずいのです。
今日の手触りのために将来的な傷みにつながる可能性をつくっていることを忘れてはならないんです。
流さないトリートメントに頼らないでシャンプーや乾かし方で綺麗な髪の毛を目指していきましょう。
それが本当のヘアケアだと僕は信じています。



