石岡市の理容室と美容室の夫婦サロンLegare(legareishioka)の小松崎です。
先日来られたお客様からこんな話を聞いたんです。
「縮毛矯正をかけたのにまとまらないから毎日アイロンしてるんです」
案の定髪の毛の状態は傷んでボロボロでした…。
こんな経験ある方いませんか?
今回はそうなってしまう理由と対策をお話していきますね。
目次
縮毛矯正ってそもそも何?
縮毛矯正の本来の役目は?
縮毛矯正をかけたのに毎日アイロンは危険?
なんのためにかけるのか
施術後に気をつけること
まとめ
縮毛矯正ってそもそも何?
縮毛矯正はくせ毛がまっすぐになるイメージはあると思うんです。
じゃあ元々まっすぐの方が縮毛矯正やるのは意味ないの?と言われるとそうでもないのです。
髪の毛が柔らかくなりボリュームが抑えられます。
ひとつ目の薬で髪の毛の元々の癖を一旦リセット
乾かしてアイロンしてまっすぐに形を整える
ふたつ目の薬で髪の毛の形を固定する
これが基本の縮毛矯正の流れです。
昔から似てるメニューに【ストレートパーマ】があります。
違いは以前別記事でお話したので興味がある方は読んでみてください。
縮毛矯正の本来の役目は?
くせ毛をまっすぐにすることが縮毛矯正の目的じゃないの?
確かにそうなんですけど、実は違うんですよ。
- くせ毛をまっすぐにしたいのは何のためなのか
- まっすぐストレートヘアーにしたいのは何のためなのか
- 毎日のアイロンが面倒だから
つまり!毎日アイロンをしないで楽になるために縮毛矯正をかけるんですよ。
乾かすだけでまとまってくれるから朝が楽々になる。
それが本来の縮毛矯正をかける理由のはずです。
朝のアイロン作業なんてなければ結構時間に余裕ができますからね。
縮毛矯正をかけたのに毎日アイロンは危険?
ここまで説明を聞いてもらえた上で本題です!
【縮毛矯正をかけたのに毎日アイロンするのはどうなの?】
でも説明をした通り縮毛矯正は乾かすだけでまとまるためにかけるのです。
それなのに毎日アイロンしないとまとまらない。
こうなる理由は1つしかありません。
残念ですが、縮毛矯正を失敗しているから
本来毎日乾かすだけでまとまるためにかけるのが縮毛矯正なのに、毎日アイロンしないとまとまらない。
これは矛盾してますよね。
-
毎日アイロンをかけるのは傷む
↓
縮毛矯正をかけて乾かすだけでいい感じに
↓
かけたけどまとまらないからアイロンしなきゃ
こうなるとただ傷んでしまっただけなんです。
縮毛矯正は少なからずダメージもあるので、それプラス毎日アイロンだとかなり傷む結果になるのは当然です。
どうしてもアイロンをしないとまとまらないのは失敗の他に、思い描いている形とのズレもあります。
なんのためにかけるのか
縮毛矯正をかけたい理由はくせ毛をまっすぐに伸ばしたいから!
という方が全てではないと思うんですよね。
くせ毛をまっすぐにしたい
ボリュームを落としたい
外ハネにしたいがそれ以外の部分をまっすぐにしたい
まっすぐにしたいけれどふんわりしたい
人によって理由はそれぞれ。
ですが注意するのは特に
外ハネにしたい
ふんわりしたい
この2つの方です。
縮毛矯正を毛先までかけるとアイロンで外ハネにしようとしてもうまく巻けません。
まっすぐにするために矯正してるのに、さらにそこから曲げようとするのはよろしくない。
この場合オススメする方法は2つ。
外ハネにしたいのだったら、縮毛矯正をしないで毎回全てアイロンを行う。
縮毛矯正をしたうえで毎日アイロンよりはまだダメージは少ない…ですが、ケアは十分に行いましょう。
もう1つは表面だけをまっすぐにして、中の部分はトリートメントを行うやり方です。
このやり方であれば表面はストレートに毛先のあたりは矯正が効いていない部分があるので、そこだけ外ハネに!が可能になりますね。
この方法であれば、ふんわりしながらまっすぐも全体をかけるよりは対応できます。
髪の毛に対するダメージも軽減できるので、オススメの方法です。
施術後に気をつけること
よく48時間以内はシャンプーしちゃいけません〜
とか聞きますが当日もシャンプーしたい方は全然オッケーです。
ただ見た目よりもダメージがあるのが縮毛矯正なので、無理にゴシゴシはNGです。
そしてこれは縮毛矯正関係なくすぐに乾かしましょう。
傷む原因の多くは乾かさないで寝ることだったりします。
まとめ
縮毛矯正をかけるなら乾かすだけでまとまるはず。
毎日アイロンしなければまとまらないのは失敗している可能性大。
ふんわりしたいのにぺたんとしてしまう。
これらの失敗は結局は事前のカウンセリングで、よくお話を聞いてくれる担当者に出会えるかどうかが、一番のポイントなんです。
多くのサロンが発信をしている時代なのでこの人なら・・・!という方に出会える参考になればと思います。
Legareももちろんじっくりと最後までお話を聞いていくスタンスです。
そのための完全マンツーマンで回りに誰もいない半個室のお店ですから。
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