シャンプーは絶対カットしてからの理由
どーも石岡市の理容室美容室Legare【レガーレ】のオーナーの小松崎です。
今日は先日Legareの美容室に来られたお客様にこんなお言葉をいただきました。
今まで色々行っていた美容室はシャンプー→カット→ブローという流れで乾かしたあとに想像より短くなってしまう。
こちらはカット→シャンプー→ブローだったので仕上がりがとても安心できました。
ありがとうございます。
こちらのお客様は少し癖があるロングの女性の方でした。
よく美容室に行ったときなどにこのフレーズ言われたりしませんか?
髪の毛は濡れると伸びて乾くと上がりますよ!
この性質が今回のポイントですね。
カットの時にシャンプーは先にした方がいいのか後にしたほうがいいのかお話していきます。
目次
- 美容室でのカットの順番決まってるの?
- シャンプー→カット→ブロー
- シャンプー先メリット
- シャンプー先デメリット
- カット→シャンプー→ブロー
- シャンプー後メリット
- シャンプー後デメリット
- Legareはどっちなのよ?
- その理由は??
- まとめ
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美容室でのカットの順番決まってるの?
- 来店してカウンセリングまではだいたいどこのサロンでも同じだと思います。
- 逆に来店してとりあえずシャンプーしましょう〜という流れは聞いたことないしまずい。
- 普段の癖がリセットされてからこんにちは〜ですからね・・・流石にないでしょう。
その次にシャンプーするのかカットするのかまたはカラーするのか。
お店によって変わると思います。
大きく分けて2パターンです。
シャンプー→カット→ブロー
カット→シャンプー→ブロー
サロンが変わると手順が変わって驚く方もいるはずです。
ですがこれどっちが正しいとかどっちがいいとかはないんです。
それぞれの方法にメリット・デメリットがありますからオーナーやスタイリストの考え方で決めてるはずです。
もちろん切りに行ったお客様の好みでは選べないことがほとんどです・・・。
例
シャンプー→カット→ブローのサロンに初めて行って
「髪の毛最後に流してもらいたいのでシャンプー最後がいいです」
というと微妙な反応が返ってくる場合があります。
なぜならシャンプーを先にやる前提で予約時間などを計算しているはずだからです。
自分の好きな順番じゃないぞこのサロンは・・・と感じたら違うサロンに行ってみるのもありですね。
ちなみにカラーも先にカットするのか先にカラーするのかで分かれますが今回は
【カット+シャンプー】のメニューの場合のお話になります。
カラーを先にやっても結局はシャンプーを先にすることになるのでほほ似てると思ってください。
髪の色で見た目が変わるから〜という理由もあるそうなので一応参考までに。
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シャンプー→カット→ブロー
- こちらが美容室での古くからの定番であるシャンプー先に行うパターン。
- 定番であるということはそれなりに理由がいっぱいあり多くのサロンで好んで選ばれるわけです。
- ロングのスタイルだと間違いなくこちらの方法だと思いますね。
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シャンプー先メリット
- ①シャンプーする=濡らすなので濡らす手間を省ける
- スプレイヤー(霧吹き)で全部濡らすと時間がかかってしまうのを省略できます。
- 意外と濡らしムラみたいなのもあるので均一に濡らせますね。
- ②癖をリセットできる
- 乾いた状態で癖があると切りにくいという方もいます。
- 濡らしてまっすぐの状態できれば長さはきれいに揃うという理屈です。
- ③梳かしやすいので引っかからない
- 乾いた状態で引っ張られると痛いですが濡れてると引っかかりやすくなります。
- なので櫛で梳かしやすくするためにの理由もありますね。
- ④カットしてるうちに乾く
- 最初にシャンプーすると言ってもびしょびしょのままではカットはしません。
- 通常通りタオルドライをしてからカットに入ります。
- そのまま切っていればカット中に自然乾燥するんですある程度は。
- 切り終わったらドライヤーで髪の毛飛ばして乾かして〜がさらに早くなる理由はこれですね。
シャンプー先のメリットは時短!が何よりも重視されています。
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シャンプー先デメリット
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①クセが伸びた状態でカットする
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癖がリセットされて取れるということは癖がない状態でカットするということ。
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でも実際は乾かしたら癖はあるんです。
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もちろんカットする側は癖の上がり方をみながらカットしています。
- ただそれはあくまでカットする側つまり僕たち側からの視点ですね。
普段癖を気にされている方であればあるほど癖が乾いて上がることはわかっているはずです。
その時に切られていて乾いたらどうなるんだろう?
思ったより短くなってたら嫌だな・・・。
こう思わせてしまう時点で駄目だと思うんですよ。
なのでお客様に不安を与えてしまうというのが一番のデメリットです。
②髪の毛が残る
切った後に洗わないのですから髪の毛は当然残ります。
ドライヤーでブイーンって飛ばせば落ちますよー
はサロン側の言い分ですね。
お客様としては綺麗な状態で帰りたいはずなので。
そしてドライヤーでブイーンでは完全には取りきれません。
特に短い毛。
刈り上げやツーブロックは特に特に。
カット専門店のように最初から割り切って帰ってシャンプーしてくださいねーはまた別です。
必要最小限のサービスを行う前提でカットしてるはずですからね。
それ以外のサロンでカットするなら最後は綺麗な状態で帰りたいです。
僕ならね間違いなく。
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カット→シャンプー→ブロー
- シャンプーを先にするに対して先にカットしてから行う。
同じカット+シャンプーのメニューですよね?
でもこれ全然違うんですよ。 -
シャンプー後メリット
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①癖を見ながらカットできる
先にシャンプーすると癖が伸びてしまっているならもちろん逆に見れます。
普段どんな癖でどんな長さだと癖が出る。濡れたままでも乾いていても僕達は切れます。
ですが長さを確認しながら切る場合は別。お客様は癖がない髪と癖がある普段の自分の髪、どちらが確認しやすいか?ってことですね。
癖が強ければ強いほどです。
自分の癖が気にしている方ほど濡れてるか乾いているかは大きい問題なはずですよ
②カット後に洗える
カット→シャンプーの順番なので当然切り終わったあとに洗いますね。普段家庭で何のためにシャンプーします?
気持ちよくマッサージするため?
いやいやそんなのプロでも毎日しませんよ?
汚れを取りたいからシャンプーしますよね。で、この場合の汚れとは切った後に残ってる髪の毛です。
綺麗さっぱりな状態で帰れるのは嬉しいですよね!
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シャンプー後デメリット
- ①時間がかかる
- カットもシャンプーも同じ人が施術したとしてそれぞれは同じ時間のはず。
- にも関わらず時間が違うというのはほとんど乾かす時間の違いだと思ってください。
長ければ長いほど乾かすのは大変ですよねお家でも。
人によってはタオルを巻いてその間家事をしてある程度吸収させてからドライヤーという方もいるかなと思います。
本当はすぐに乾かした方が髪の毛的には良いのですが時間の有効活用という面では効率的ですね。
それがカット中にある程度自然乾燥してくれることにより時間短縮につながる!ということです。
②髪の毛が顔につきやすい
髪の毛は濡れていると重みとまとまりでそのまま床またはクロスに落ちます。
乾いていると顔に張り付きやすくなります。
もうこれはカットする方の心遣いでしかないのですが僕は気になってその都度取らせていただきます。
髪の毛が顔につくのは絶対嫌!!という方は先にシャンプーされた方が完全にウェット状態なので防げるかもしれませんね。
そこはスタイリストさんの技術よりも性格や心遣い、気遣いなどの差なのでシャンプー前後問題とはまた別になってくるかもですが。
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Legareはどっちなのよ?
- ここまでお話してLegareはどちら派だと思いますか?
もちろんカット→シャンプーの順番ですね。
でもそれ以上にLegareが大切にしていることは気持ちよく帰っていただくこと。
これにつきます。
なので気持ちよく帰るには最後に気持ちよさを感じてもらいたいんです。
シャンプー→カットだと気持ちよくウトウトしたとしてもカット中には目が覚めるはずなんです。
その後ドライヤーでブイーンって髪の毛が飛んで終わりはスッキリして帰れないと思うんです。
カット→シャンプーの場合は最後にシャンプーなので髪の毛は当然残りません。
そしてシャンプーの後にすることといえばブローだけですね。
ドライヤーでブイーンと乾かしている時間もウトウトしていたら終わっちゃった・・・。
というふわふわした時間を大切にしたいんです。
夢心地の気持ちいい時間を過ごしてもらいたいんです。
なのでLegareのこだわりでもある
半個室サロン となりに誰もいないので寝てる姿が見られることはありません
移動しないでシャンプー その場で動かないのでウトウト時間が途切れません
と相性がいいんですよね。
そもそも気持ちよく寝てもらいたいために作ったお店なので必然的にシャンプーが最後になるかなと思います。
Legareの大人気メニューヘッドスパとの相性は言うまでもなく。
個人的にシャンプーされてヘッドスパされて眠くなってからのカットは辛いです笑
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まとめ
- いかがだったでしょうか?
- カットの前にシャンプーするのか後にシャンプーするのかはサロン事によって違うんです。
- 理由もそれぞれありますし中には先に一度洗ってから最後にもう一度洗うというサロンもあります。
- (修行先のサロンがそれでしたが今思うと洗い過ぎかなとい思います・・・頭皮的によろしくない小声)
自分がやりたいタイミングでシャンプーしてくれるサロンを選ぶのもサロン探しのポイントになるかなと思います!
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