ツーブロック禁止でもできる髪型

2023/01/20

男子学生の皆さん髪型に悩んでいませんか？

周りの友人を見ればなんとなく流行りの髪型、みんながしている髪型はわかります。

ただ、本当にそれが自分に似合うのかどうか？

どうやってカットのときに伝えれば良いのか？

学校の校則に引っかからないのか？

このように色々疑問点が浮かんでくると思います。

今回は学生の方に合う髪型の種類についてお話していきますね。

率直に言って、ツーブロックにしたからマッシュにしたからイケメンになるわけではありません。

しかしイケメンになるために自分の髪質や規則の中でどれが自分にあうのか。

探す努力できる人にとって大きな助けになることは確実です

３髪型の種類

１校則

好きな髪型をやりたくても学校の校則が気になる。

最近の社会問題の一つです・・・かなり緩和されてきていますけどね。

特に茨城県立高校においては2022年４月からツーブロック許可の学校増えています。

ですが中学校全般、私立高校はまだまだ厳しいところ多いです。

お客様や先生方に聞いて校則の髪型はだいたいこんな感じです。

高校の髪型の校則

ツーブロック不可（学校によっては可）
カラー不可
パーマ不可
長すぎると言われる←明確な基準はなし

中学の髪型の校則

ツーブロック不可

カラー不可

パーマ不可

耳にかからないで出す←少しかかるくらいなら学校によって可

眉にかからない←目にかからなければ可の学校も増えている

眉毛の形をいじらない←極端に細くしたりするとまずい

大まかに言うとこれが現在の学校の校則の髪型です。

先生によって基準が違うのが辛いところ・・・。

わかりやすくしてほしいですよね。

過去のブログでお話しています→こちら

学校や指導する先生によって基準があやふやなのですがはっきりと言えることは

刈り上げが禁止されている学校は一切ありません！！！

次で詳しく解説しますが刈り上げとツーブロックの違いがわかっていれば悩むことは無くなります

２ツーブロックと刈り上げについて

ツーブロックと刈り上げって同じじゃないの？

ツーブロックと刈り上げって何が違うの？？

よく聞く２つの言葉ですが実は全く違うんです。

ツーブロック

ここ１０年で流行りを通り越してもはや定番になっているツーブロック。

トップは長さを残しながらサイドまたは後ろまで一周短くしている状態です。

ポイントは上と下で長さが繋がらないで別々の長さになっていることです。

わかりやすく言うとウィッグを被っている状態、もしくは河童の頭のような状態ですね。

ツーブロックという髪型は存在せずあくまで切り方の種類です。

メリット

短髪にはしたくないけれど中をすっきりしたい！

眼鏡をかけると横が浮くから防ぎたい！

髪質によってはセットが楽になる！

ネットで出てくる画像はツーブロック前提の髪型しかない

デメリット

バリカン設定を間違えると奇抜な印象になる

横の膨らみを抑えるのにカットの知識技術で差が出る

セットしないとキノコ頭もしくは河童頭になる

正直先生方の知識が古いということが多いです。

一昔前のツーブロックは短いバリカンでいかつい感じでした。

今はさり気なく自然にが流行りなので優しいイメージに見えます。

刈り上げ

バリカンもしくはハサミを使用して下から上に向かって徐々に長くなるようにカットする技法。

９mmか6mmのバリカンを使うのが標準ですがお客様の髪質のよって見え方はかなり変わります。

刈り上げも一昔前は

「一番短いバリカンでソフトモヒカンでお願いします！！」

という方もいましたが最近はもう殆ど見かけません。

使用するバリカンの長さとバリカンを入れる位置でスタイルが決まります。

高めに入れるとベリーショート
低めに入れるとショートスタイル

なのですが前髪とトップとのバランスでまた変わってきます。

例１

バリカン高めでトップ短め前髪長め

→昭和のスポーツ刈り

バリカン高めでトップ短め前髪短め

→爽やかベリーショート

例２

バリカン低めでトップ長め前髪眉毛出るくらい

→のび太くん　

バリカン低めでトップ長め前髪目にかかるくらい

→マッシュ　⚠髪質でほとんどの人はキノコ

バリカン低めでトップ短め前髪眉毛出るくらい

→爽やかショート

中学生高校生で前髪を長くしたい場合の参考にしてみてください。

失敗例を選ぶと悲惨なことになります。

スッキリ高めに刈り上げてトップ短く立たせて前髪長め

これだけは絶対にやってはいけません。

ダッサイ髪型の代表格。王様です。

３髪型の種類

学校の校則の中でできる髪型の中でのオススメをいくつか選んでみます。

好みのスタイルがあればぜひオーダーのときに使ってみてください。

ただ校則で何が禁止されているかによってできる種類が決まってきます

ツーブロックができるorできない
前髪は目にかかっても良いor眉出るくらい
整髪料つけても良いorつけてはいけない

どれが当てはまるかを見てみてください。

マッシュショート

現在流行中のメンズマッシュはこの形です。
横がツーブロック後ろは刈り上げ
トップは短め軽い感じ前髪眉毛ぐらい

セットすることが前提でありマッシュ=キノコにはならない爽やかなイメージですね。
ドライヤーのかけ方を覚えてしまえば整髪料無くてもある程度の形にはなります。

欠点
サラサラヘアーはセットが難しい
ツーブロックが必須
癖が強すぎる方は相性が悪い

アッブバングショート

前髪を上げることで爽やかな印象を与えます。
横がツーブロック後ろは刈り上げ
トップは短め軽い感じ前髪も短め

毎日整髪料をつけてセットすることで爽やかなイメージになりますがセット無しだとかなり不自然な形に。
セットが得意な方にはオススメですが、苦手な方には難しい上級者向けのスタイルになります。
直毛でも癖の方でもセットでカバーできる形です。

欠点
ノーセットでは成り立たない
ツーブロックが必須

ベリーショート

横と後ろを上までスッキリと刈り上げ
トップは短め前髪も短め
学生が出来る範囲で坊主の次に短いスタイルです。
運動の妨げにもならず、誰からも好印象の形。
横と後ろの部分を刈り上げることで周りの部分は癖を気にせずになります。

トップと前髪を短くすることで
直毛の方は自然に立ち上がる
癖毛の方は癖を活かした動きが出せる
と対応できる髪質は広くセットも簡単、ノーセットでもほぼ形になります。
額のニキビケアにも1番強いです。

欠点
サラサラヘアーの方はセット必須
短くすることに抵抗ある方はできない
前髪も無くなるので額を出したくない方もできない

刈り上げショート

横と後ろを低めに刈り上げ
トップは短め前髪眉毛位〜短めまで
耳回り襟足が短く自然な清潔感が印象的です。
トップが短いのでノーセットでも自然に形が保てます。
前髪を上げてもおろしてもどちらにも対応できる。
なので平日はおろして休日は整髪料をつけて前髪を上げたりアレンジが楽しめます。

欠点
直毛硬めの方は横に広がり古臭い形になりやすい
トップ長め前髪長めにするとキノコになりやすい

耳出しショート

横と後ろを刈り上げないで短く
トップは短め前髪眉毛位〜眉下
刈り上げをしないので自然な形になります。
ノーセットでも形が整いやすい部類に入ります。
落ち着いた印象を持たせたい時にオススメです。

欠点
刈り上げないのですぐに長さが気になる
前髪が長すぎると暗い印象になる
癖が強すぎる方は前髪が浮く

ちなみに耳出しショートの派生として

耳出しマッシュ

刈り上げないところまでは同じ
トップ長め前髪短め〜眉毛位←キノコヘアー
トップ長め前髪眉下←重めのマッシュ
とツーブロック無しだとマッシュはかなり制限が出てしまいます。
Googleで（メンズ　マッシュ）と検索してみてください。
間違いなくツーブロックありの髪型しか出ません。
流行中のマッシュには遠ざかるのでオススメはしないのですが…
中高生特に中学生男子には人気のマッシュです。

どうしてもツーブロック無しでマッシュにしたい！
ということであれば
トップ短めにして毎朝セットをする
（整髪料つけなくてもせめてドライヤーセットするだけでかなり変わります）
キノコヘアーになることを覚悟する
（カッコよくはありません…）
耳をハッキリ出さず耳出るか出ないか位にしてマッシュウルフを目指す
（長過ぎると注意覚悟…）