
こんにちは!
石岡市の理容室と美容室の夫婦サロン
Legareのオーナーの小松崎です
皆さん毎日お風呂で楽しくシャンプーされてると思うんですよ。
僕はシャンプーするのもされるのも大好きなんです。
気持ちよくシャンプーしてスッキリしてお風呂から上がってタオルで拭いてソファーでスマホ見て・・・
ちがーーう!!
乾かすでしょう?乾かしますよね?
そうですドライヤーで髪の毛を乾かすはずです。
ですが、ここで知っておいてもらいたい大切なことがあります。
ドライヤーは髪の毛を乾かす道具ではなく、形を作るための道具ということを。
先日Threadsにこんな投稿をしたら反響がいっぱいあったんですよね。
マニュアルはわかった!けどさそれをもうちょっと深堀りしてよ・・・
と思ってくれた方も多いハズ
そこで今日は髪の毛を正しく乾かしてサラサラヘアーになっちゃおう!のお話です。
髪の毛の正しい乾かし方①タオルでしっかりと拭く
髪の毛をタオルでしっかりと拭く(タオルドライ)
え?乾かし方の説明だったでしょうよ?
なーんでタオルの拭き方始まってんの??
と思ったそこのあなた…甘いでふ!
実は髪の毛を早く正しく乾かすのはタオルで拭くところから始まってます。
理由はいくつかあります。
乾かす時間
髪の毛を乾かす時間にタオルで拭くことはとーっても深く関係があります。
例えばこの2つ
- タオルで適当に拭いてドライヤーの時間を長く
- タオルでしっかり拭いてドライヤーの時間を短く
どちらが先に乾くと思いますか?
なんとなく皆さん分かると思いますし皆さんの想像通りの答えです。
タオルでしっかり拭いてドライヤーの時間を短くが正解です。
できるところまで水分を拭き取ってあげて、吸い取ってあげてください。
特に根元が最重要ポイントです!
髪の毛へのダメージ
ドライヤーで乾かす熱って髪の毛へのダメージの問題があるんじゃないの?
たしかに長時間の仕様はダメージに直結する大問題です。
そのためにみんな少しでも早く乾かしたいはず。
タオルでしっかり拭いてドライヤーを使う時間が減ってくれれば結果的にダメージに繋がるものが減りますよね。
最新型ドライヤーはダメージを抑えながら乾かしてはくれますが、だからといってゼロではありません。
熱を当てる時間を減らすためにも、タオルでできるところまで拭いてあげましょう。
ただし毛先をゴシゴシ拭くのは注意です。
長い方はタオルで包んでポンポンポンしてあげてください。ポンポンポンですよ
髪の毛の正しい乾かし方②櫛で梳かす
櫛で梳かす
乾かす方法②なのにまーだ乾かし始めないんかい!!って思う気持ちわかりますよ。
ただこれが地味に大切なんです。
タオルで拭いたあとは少なからず髪の毛乱れてませんか?
その状態で乾かしたとしてもまとまるのはなかなか難しいんですよね。
仕上がりのイメージに合わせて梳かすことでその形になるんです。
- 前におろしたいときは前に向かって
- 後ろに上げたいときは前から後ろに向かって
- 横に流したいときは横に
- 分けたいときは分け目を作って
特に櫛は荒めの櫛がオススメです。
細い櫛は引っかかる場合があり、無理に梳かすと傷みの原因にもなり得ます。
荒ければ引っかかりづらくなりますし梳かしやすいと思います。
梳かしやすいということの一番の良いところは、ストレスなくできるアホでもできるということです。
- 何も考えずにボケーっとしながらできる
- 引っかかりを気にしながら行う
毎日の習慣にするときにここの2つはめちゃくちゃでかいですからね。
地味ーだけどかなり大切なポイントです。
髪の毛の正しい乾かし方③根元を先に乾かす
根元を先に乾かす
ハイオマタセシマシタ!
やーっとここでドライヤーを持ちます。
そうなんです、根元を先に乾かしてもらいたいんですよね。
なぜかというと髪の毛の広がる原因は根元にあるからです。
え?根元?毛先が曲がってるからじゃないの?
思うじゃないですか当然です。
ではこちらの図を見てください。(画力にツッコむのは禁止)
根元を先に乾かした場合


根元を後で乾かした場合


毛先に同じ癖があったとして毛先を一生懸命抑えようと努力しても浮く原因はこれです!
分かりやすくてビビるレベルの図ですよね??????
根元が浮いてしまうのを抑えるのが一番髪の毛のまとまりや形を作るのに必要なところなんです。
髪の毛が抑えられるということは広がりがなくなりますね。
広がりがなくなるということは頭が小さくなりますね。
つまり?
小顔効果です。
やるしかないでしょ??
髪の毛の正しい乾かし方④毛先を乾かしたい方向に向かって乾かす
毛先を乾かしたい方向に向かって乾かす
髪の毛を乾かしていてこんな経験ありませんか?
右側は収まっているけど左側は跳ねてる
誰しもあると思うんですよね
あー左側だけ髪の毛の癖があるんだよな…
って思っていたらそれは違うかもしれませんよ。
つむじの向きで髪の毛の流れが決まる
つむじの向きで髪の毛の流れが決まります。
日本人の大半はつむじが右回り(時計回り)に流れています。
それによって毛流れができているんです。
何も考えずに乾かすと右側は綺麗に収まり左側が跳ねるの理由はこれ。
じゃあどうすればいいの?ってなるとまず先にいつも跳ねると思う側を逆方向へ乾かしてみてください。
例
前に向かって跳ねるなら後ろに
外に向かって跳ねるなら内に
大袈裟なくらいに逆に乾かしてOKです。
その後に自分の流したい方向に向かって乾かすことで、同じように収まってくれるようになります
前髪を前に下ろしたい
前髪を前に下ろしたいから上から下へ乾かす…
はダメなんです。
ぺたんこ前髪の出来上がりです。
ふんわり前髪にしたい場合も乾かし方で変わります。
左右交互に乾かしてから最後に下へ乾かす。
これでふんわり前髪の出来上がりです
前髪を横に流したい
前髪を例えば右から左へ流したいから右から左へ乾かす…はダメなんです。
流れはするけどぺたんとしながら流れてしまいます。
右から左に流したい場合も1度左から右へ乾かしてみましょう。
その後右から左へ乾かすことでふんわりしながら流れてくれます。
癖で跳ねる場合は跳ねる方向の逆へ乾かす
流したい場合は流したい方向の逆へ流してから乾かす
この2つを意識して毛先は乾かすようにしてみてください
髪の毛の正しい乾かし方⑤冷風を当てる
冷風を当てる
ドライヤーって大抵冷たい風が出る切り替えスイッチありますよね。
(もしないかたがいたらすみみません・・・ただついてないドライヤーみたことない)
あれ皆さん使ってます?
- 冷たい風じゃ乾かないでしょ?
- 扇風機だと思ってた
- いやなんなら扇風機の前に座ってれば良くない?
思ってた方は正直に言ってみてください。
はい、僕です昔の僕です!すみません
でもねあれには役割はもちろんあるんですよ。
髪の毛は濡れてるときに形がリセットされて乾いたときに形が固定されます。
そして形が固定されたものをさらに冷やすとより強固に固まります。
昔理科の実験でやったアレににてますよね。
ここまで一所懸命乾かして作ったものが崩れないように固めてあげるんです。
他にも冷風を当てる効果としては
- キューティクルを引き締めて手触りを良くしたりツヤを出す
- 静電気を抑えてくれる
- ドライヤーの熱からのダメージを少なくしてくれる
などもあります。
仕上げに行うには最適なので乾かしたあとは是非やってみてください。
時間にして30秒から一分ぐらいやってもらえればオッケーです。
あともう一つドライヤーも機械なので、熱いまま片付けられるのと冷たくしてから片付けられるのでは寿命に影響が出てきます。
熱は冷ましてあげましょう!髪の毛もドライヤーも同じなんですね
髪の毛を乾かすときのその他疑問点
- 早く乾かしたいときの注意点は?
-
ドライヤーの先端ノズルを外す。広範囲に風が届くようにする
ドライヤーをブンブン振らない。熱くならない距離でまっすぐ当てる
タオルで限界まで水分を拭き取る
この3つを意識してみてください!
- 乾かしてから形を作るの?形を作りながら乾かすの?
-
ビショビショの状態で形を作ろうとしても無理です。
なので形を作りながら乾かすのは時間がかかるし意味がありません。
ある程度乾かしてから(80〜90%)毛流れや根元の向きなどを作っていく方が早いです。
- タオルでターバンしてるんだけどいいの?
-
タオルでターバンしてる間は確かに髪の毛の水分を吸い取ってくれます。
ドライヤーの時間は短縮になります・・・が、髪の毛が曲がったまま乾きますよね。
つまりそれは寝癖になるということです。
せっかく綺麗に髪の毛を乾かそうとしても寝癖がついてからでは意味がないのですぐ乾かしましょう。
まとめ
ドライヤーは髪の毛を乾かす道具じゃないんです。
ドライヤーは髪の毛の形を作る道具なんです。
この意識を持って乾かす時のポイントを掴んでさえいれば綺麗な髪の毛はあなたのものです。
ぜひやってみてください!
そしてそれを続けてみてください!
必ず効果は出ますし何なら今日から違いが分かるはずですから。

